報告書番号 | MA2024-9 |
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発生年月日 | 2023年03月28日 |
事故等種類 | 転覆 |
事故等名 | 旅客船9号転覆 |
発生場所 | 京都府亀岡市篠町王子裏山の保津川(桂川本流のうち、本事故発生地点を含み、京都府八木町と亀岡市との境界から京都市嵐山地区までの間の流域を指す俗称) 篠村二等三角点から真方位005°1,043m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
船舶種類 | 旅客船 |
総トン数 | その他 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2024年09月26日 |
概要 | 旅客船9号は、船頭4人が乗り組み、旅客25人を乗せ、保津川を下流に向けて航行中、左岸の岩場に乗り揚げた後に転覆し、船頭2人が死亡するとともに旅客19人が負傷した。 9号は、左舷船首部、左舷船尾部船底及び右舷船首部船底等に破損等を生じた。 |
原因 | 本事故は、本船が、本件航路を航行中、船頭Bが空舵により落水し、舵のシュモクが川に浸かった状態となったため、船頭Cが急ぎ代わりに舵を取りに行ったものの、舵を元の状態に戻すことができず、操舵不能の状態となって左岸寄りに進路を外れ、船首部が左岸の岩場に乗り揚げた後、転覆したものと考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:船頭C及び船頭D、負傷:旅客19人 |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 | 関係団体等への周知協力依頼 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。