死亡者の年代別の報告書 | 横断者別の報告書 | |
第3種踏切、及び第4種踏切における踏切障害事故(死亡事故に限る)全ての事故調査報告書 | - 20歳未満 | - 歩行者 |
- 20~64歳 | - 軽車両(自転車など) | |
- 65歳以上 | - 二輪 | |
- 自動車 |
(参考)踏切の種別について |
(一般社団法人日本民営鉄道協会「大手民鉄の素顔」(2018年10月)の資料を加工して作成) |
<第1種踏切> |
~ 踏切警報機、踏切遮断機が設置されているか、踏切保安係が配置されている。 ~ |
<第2種踏切> |
一部時間帯のみ踏切保安係が踏切遮断機を操作するもの(現在はありません) |
<第3種踏切> |
~ 踏切警報機と踏切警標がついている。 ~ |
<第4種踏切> |
~ 踏切警標だけの踏切で、列車の接近を知らせる装置がない。 ~ |
踏切道数と踏切事故件数の推移 ( 国土交通省鉄道局「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」の資料を元に作成 ) |
気動車のブレーキ距離の実測値 ( 一般社団法人日本鉄道運転協会 |
「運転理論(再改訂版)―基礎知識と応用実務―」から引用 ) |
防草シートの施工による横断者からの見通しを確保 |
規制標識、ストップサイン(一時停止を促す) (※3) |
(※3 踏切道は、周辺環境や接続する道路の状況などが個々により異なることから、同じ幅員であっても、 その設置状況によって、通行できる車両は同一ではありません。このため、踏切に設置された交通標 識に加え、踏切に接続する道路にも車両の交通規制を予告する標識を設置することによって、規制標 識の見落としを防止することも有効と考えられます。 (参照)事故調査報告書(えちぜん鉄道株式会社 三国芦原線 中角踏切道) |
交通規制(自転車から降りないと通れない柵、注意喚起看板設置、踏切入口付近の路面に注意喚起の標示) |
児童向け啓発活動の様子(資料写真) |
[イメージ図] |
<類似する事故調査報告書> 九州旅客鉄道株式会社 指宿枕崎線 第2本屋敷踏切道 |
- 事故後の取組 - ①事故発生後 ・鉄道事業者等が、踏切通行者から列車の見通しを良くするために除草 ②2者間協議(自治体と鉄道事業者)により、自治体が下記を検討のうえ合意 ・地元住民の踏切廃止への同意 ・自治体による左側の隣接踏切に迂回するための側道整備、右側の隣接踏切の道路改良を実施 ③2者間協議を受けた3者間協議(鉄道事業者、自治体及び地元住民)により、踏切の廃止に合意 (踏切の廃止は、事故発生から約2年7か月後) |
[イメージ図] |
<類似する事故調査報告書> 関東鉄道株式会社 常総線 井ノ上1踏切道 |
- 事故後の取組 - 事故発生後 5者協議(道路管理者、警察、教育関係者、地域住民及び鉄道事業者)により以下を合意 ・隣接する第1種踏切の道路のカラー舗装 (車道と歩道を区別するため塗分けることによる歩車分離) ・カラー舗装後、踏切の廃止 (踏切の廃止は、事故発生から約半年後) 【踏切廃止まで、以下を実施】 ・見通し向上のため、雑木伐採(鉄道事業者が所有者に依頼) ・踏切進入防止のための車止めを設置(自治体より設置に時間を要するとの話を受け、鉄道事業者が設置) ・踏切注意喚起看板を設置(自治体より設置に時間を要するとの話を受け、鉄道事業者が設置) |
[イメージ図] |
<類似する事故調査報告書> 西日本旅客鉄道株式会社 福塩線 岩崎の一踏切道 |
- 事故後の取組 - 事故発生後 地元警察署が開催した再発防止の現地検討会により下記に合意 ・踏切保安設備の整備 ・踏切保安設備の整備までの間 横断注意等の道路標示による安全性向上の対策を実施 検討会で合意された踏切保安設備(踏切遮断機、踏切警報機)の整備 (設置は、事故発生から約1年5か月後) |
[イメージ図] |
<類似する事故調査報告書> - 富山地方鉄道株式会社 立山線 北浦踏切道 - 流鉄株式会社 流山線 第10号踏切道 - 熊本電気鉄道株式会社 菊池線 八景水谷・堀川間8号踏切道 |
- 事故後の取組 - 現状では踏切存続のうえ下記の安全性向上に取り組んでいる。 ・道路側から列車の踏切接近を見えやすくするため反射鏡の大型化 ・踏切路面を目立たせるため黄色に塗装 ・踏切停止線の再舗装 ・進入禁止標識の設置 |
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