
| 報告書番号 | MA2017-8 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2016年06月20日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 旅客船ホワイト フリッパー衝突(防波堤) |
| 発生場所 | 広島県竹原市忠海港 忠海港東防波堤灯台から真方位105°340m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2017年08月31日 |
| 概要 | 旅客船ホワイト フリッパーは、船長が1人で乗り組み、旅客13人及び休暇村大久野島の従業員2人を乗せて広島県竹原市大久野島南岸にある第1桟橋を出発し、竹原市忠海港に向けて北進中、平成28年6月20日21時50分ごろ、忠海港内の冠崎防波堤に衝突した。 ホワイト フリッパーは、旅客5人が負傷し、船首部に圧壊を生じた。また、防波堤に衝突痕を生じた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、ホワイト フリッパーが、大久野島北東方沖を北進中、船長が居眠りに陥ったため、冠崎防波堤に向かう態勢となって航行し、同防波堤に衝突したものと考えられる。 船長が居眠りに陥ったのは、疲労が蓄積した状態で、出発時刻が気になって仮眠をとることができずに出発し、慣れた海域、穏やかな気象及び海象の状況下、折り畳み式の椅子に腰を掛けた楽な姿勢で操船を行っていたことによる可能性があるものと考えられる。 船長に疲労が蓄積していたのは、9日間にわたって実質的に休日がない状態でホワイト フリッパーの運航に携わっていたこと、6月17日からは実稼働時間が約11時間30分であるC勤務を繰り返していたことによる可能性があると考えられる。 一般財団法人休暇村協会が乗組員の実稼働時間、休息時間及び休日の状況を管理し、疲労の蓄積を避ける措置を講じていなかったことは、本事故の発生に関与した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:旅客5人 |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。