
| 報告書番号 | MI2015-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年10月28日 |
| 事故等種類 | 運航阻害 |
| 事故等名 | 旅客船すいせい運航阻害 |
| 発生場所 | 新潟県佐渡市両津港内 両津港北防波堤灯台から真方位070°310m付近 |
| 管轄部署 | 仙台事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年05月28日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか2人が乗り組み、旅客77人を乗せ、新潟港へ向けて両津港内を東進中、平成26年10月28日13時25分ごろ、機関長が、操舵室の機関パネルで、右舷主機のプライマリー圧力が、通常に比べて少し低下していることを認めた。 機関長は、一等機関士に対し、右舷機関室の点検を行うよう指示し、一等機関士は、客室通路の蓋を開けて右舷主機の減速機付近に降り、作動油圧を作るプライマリーポンプのケーシングから油が垂れていることを発見して機関長に報告した。 機関長は、一等機関士と入れ替わって漏油の状況を確認し、作動油の油量が減少して危険であると思い、船長に右舷主機の継続運転が困難であると伝えた。 本船は、右舷主機を停止して左舷主機だけを運転し、14時14分ごろ両津港に戻って着岸し、旅客を次の便に移した後、プライマリーポンプを取り外し、発電機駆動のセカンダリーポンプを使用して新潟港に入港した。 本船は、取り外したプライマリーポンプを開放して点検した結果、作動油圧を調整するハンガーと称する部品のメタルが剝がれ落ちて周囲のケーシング内に損傷を与え、作動油が漏えいしていることが発見された。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が新潟港へ向けて両津港内を東進中、右舷主機のプライマリーポンプのハンガーのメタルが剝がれ落ち、周囲のケーシング内に損傷を与えて作動油が漏えいしたため、作動油量が減少するおそれが発生し、右舷主機の運転が阻害されたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。