JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MI2015-2
発生年月日 2014年05月05日
事故等種類 運航阻害
事故等名 旅客船びっぐあーす2号運航阻害
発生場所 長崎県長崎市伊王島北西方沖  伊王島灯台から真方位310°1,600m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年02月26日
概要  本船は、船長及び機関長ほか2人が乗り組み、旅客28人を乗せ、伊王島北西方沖を西進中、平成26年5月5日13時30分ごろ左舷機の異常警報が鳴り、その後、火災報知器の警報が鳴った。
 機関長は、操舵室のモニター画面で左舷機関室内の煙を視認し、左舷機関室に入って左舷機のフライホイールハウジング上部に敷設された計装配線の火花と煙を確認したので、13時40分ごろ左舷機を停止した。
 本船は、右舷機のみを運転して長崎市長崎港に引き返すこととし、途中、機関製造会社代理店担当者及び船舶運航管理者に連絡を取り、14時30分ごろ長崎港大波止ターミナルに帰港した。
 旅客のほとんどは、後発便に乗船した。
 本船は、帰港後、機関製造会社代理店による左舷機の点検が行われ、排気系統の排気集合管と過給機のタービンハウジングを連絡する排気伸縮管の排気集合管側の破損及び同収縮管のクランプ部からの一部が抜け出し、フライホイールハウジング上部に敷設された計装配線に焼損が確認された。
原因  本インシデントは、本船が、伊王島北西方沖を西進中、左舷機排気集合管に装着された排気伸縮管の一部がクランプ部から抜け出し、抜け出し部から排気ガスが噴出して直下に敷設された左舷機の計装配線が焼損したため、同計装配線が線間短絡を起こして異常警報を発し、左舷機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。