
| 報告書番号 | MA2014-8 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年07月22日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 遊漁船海龍丸乗組員負傷 |
| 発生場所 | 石川県金沢港西北西方沖 石川県金沢市所在の金沢港金石西防波堤灯台から真方位301°3.8海里付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 遊漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年08月29日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、釣り客10人及び手伝いとして船長の家族1人を乗せ、金沢港西北西方沖の釣り場において、船首からパラシュートアンカー(以下「パラアンカー」という。)を入れ、遊漁を行っていたが、帰ろうとしてパラアンカーを揚収するため、船長が、パラアンカー揚収用ロープ(以下「本件ロープ」という。)を左舷側中央部のブルワークに設置しているガイドローラーから船橋左舷側のガイドに通し、ガイド後方のドラムに反時計回りに3回巻いて巻揚げを開始した。 船長は、ドラムの後方で本件ロープを約20m手繰り寄せた際、ガイド付近からミシミシという異音が聞こえたので、ドラム正面付近に移動してガイドを左足で押さえていたところ、ガイドローラー及びガイドが破損し、平成25年7月22日23時10分ごろ、緊張したロープが左足に当たった上、左足がドラムと本件ロープとの間に挟まれた。 船長は、絡んだ本件ロープにより、左足がねじれ、体も3回転して通路に当たったものの、ドラムの停止スイッチを押した。 船長は、携帯電話で友人に救急車の手配を依頼し、釣り客の1人は船長の応急措置を行い、残りの釣り客が協力してパラアンカーを引き揚げ、船長の家族が操船して金沢港金石地区に帰った。 船長は、救急車で病院に搬送され、左足開放骨折、両膝関節脱臼等と診断された。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が金沢港西北西方沖でパラアンカーの揚収作業中、船長が、本件ロープをドラムに反時計回りに3回巻いて巻き揚げていたところ、ガイドローラー及びガイドが破損したため、緊張したロープが左足に当たった上、左足がドラムと本件ロープとの間に挟まれたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。