
| 報告書番号 | MI2014-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年06月12日 |
| 事故等種類 | 運航阻害 |
| 事故等名 | 旅客船レットスター2運航阻害 |
| 発生場所 | 兵庫県明石市明石港南方沖 明石港東外港南防波堤灯台から真方位172°1,250m付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年07月25日 |
| 概要 | 本船は、平成25年6月12日17時20分、船長ほか1人が乗り組み、乗客42人を乗せて明石港を出港し、明石港東外港南防波堤灯台南方沖を南進中、17時25分ごろ、異臭がするとともに、左舷主機逆転減速機の潤滑油圧力低下の警報が鳴ったことから、直ちに両舷主機のクラッチハンドルを中立位置として機関室を確認したところ、左舷主機逆転減速機のケーシング船尾側左舷底部に取り付けられた潤滑油抜き出し管(以下「本件抜き出し管」という。)が、フランジ付け根部に亀裂を生じて開口し、同部から潤滑油が漏れている状況を認めた。 本船は、左舷推進装置が使用不能となったことから、右舷推進器を使用して明石港へ引き返し、17時37分ごろ着桟して乗客全員を下船させた。 乗客は、運航会社の手配した17時40分発の予備船に乗船して兵庫県淡路市岩屋港へ向かった。 左舷主機の逆転減速機は、潤滑油こし器を点検したところ、金属片及び金属粉が認められたことから、陸揚げされて開放点検が行われ、前進側クラッチのファイバープレート及びスチールプレートの焼付きが判明し、損傷部品が交換されるなどして修理された。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、明石港南方沖を南進中、左舷主機減速機の本件抜き出し管の振れ止め金具が破断し、過去に修理された本件抜き出し管のフランジ付け根部の亀裂が再び開口し、潤滑油が漏れて潤滑油圧力が低下したため、前進側クラッチに滑りを生じ、ファイバープレート及びスチールプレートが焼付きを生じて左舷推進装置が使用できなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。