
| 報告書番号 | MA2014-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年07月24日 |
| 事故等種類 | 浸水 |
| 事故等名 | 旅客船らぴーと浸水 |
| 発生場所 | 兵庫県姫路市姫路港飾磨第1区 姫路市所在の飾磨東第2防波堤灯台から真方位026°1,060m付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年06月27日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか1人が乗り組み、乗客26人を乗せ、加速しながら姫路港飾磨第1区を南進中、平成25年7月24日07時36分ごろ、船長及び甲板員が、いつもより船首が跳ね上がって船体の傾斜が大きく、主機の操作ハンドルを増速方向に取っても、いつもどおり回転数が上昇しないことに気付き、甲板員が、機関室の船尾側出入口の蓋を開けて内部を点検したところ、多量の水が溜まっている状況を認め、船長に知らせた。 船長は、沈没の危険があり、運航の継続は困難なため、乗客を避難させるには、反転して出発した桟橋に着桟するよりも近くの岸壁に向ける方が早いと考え、最寄りの公共岸壁に着岸して船首から乗客全員を退船させるとともに、海上保安部に通報を行い、沈没を回避するために主機及び発電機を停止し、蓄電池電源駆動のビルジポンプを運転して同岸壁に本船を係留した。 本船は、間もなく来援した巡視艇により、排水作業が行われ、修理会社の担当者が、機関室を点検し、船体に破損等はなく、空調機用冷却海水ポンプ(以下「本件ポンプ」という。)の出口側に接続された長さ約60cmのホース(以下「本件ホース」という。)が外れ、ステンレス製のホースバンドが破断していることを確認した。 本船は、その後、来援した漁船に横抱きされて兵庫県姫路市家島町に回航され、本件ポンプ及び本件ホースの交換を含む修復工事が行われた。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、姫路港飾磨第1区を加速しながら南進中、本件ポンプ出口に接続された本件ホースが外れたため、本件ポンプ出口から海水が流出したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。