JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-5
発生年月日 2013年07月29日
事故等種類 乗揚
事故等名 プレジャーモーターボートHoney Ocean Ⅱ乗揚
発生場所 大分県国東市国東港武蔵地区北北東沖  国東港古市C防波堤東灯台から真方位017°2.1海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年05月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、大分県国東半島の東方海域を国東港武蔵地区(以下「寄航地」という。)に向け、陸岸から適宜の距離を離しながら、海岸線に沿って約20ノット(kn)(対地速力、以下同じ。)で南進していた。
 船長は、フライングブリッジで操船していたが、国東市黒津ノ鼻の東方約500m付近において、寄航地が右舷船首方に見え、その方向には漁船が航行していたので、変針し、寄航地に船首を向けて航行していたところ、平成25年7月29日11時04分ごろ推進器にロープか漁網などの海中浮遊物を巻き込んだような感触があった。
 船長は、寄航地が近いので、航行を続けようとしたが、舵が効かず、船をコントロールできなくなったので、機関を停止して状況を調査したところ、エンジンルームに浸水はなかったが、その後方のタンクルームに浸水を認め、携帯電話で海上保安庁に浸水の発生を連絡するとともに、寄航地のマリーナに救助を依頼し、本船が流されないように錨泊した。
 本船は、マリーナから来援したモーターボートにより、錨泊した場所から引き出される際、ウインドラスでアンカーを揚げようとしたが、岩に引っ掛かって揚収できないので、アンカーロープを切り、約3~4knでえい航されて寄航地のマリーナに到着した後、クレーンで陸揚げされた。
原因  本事故は、本船が、黒津ノ鼻の東方約500mを航行中、船長が、寄航地に向けて変針して航行したところ、黒津ノ鼻の南南東方約800m付近に干出岩があることを知らなかったため、同干出岩に向けて航行することとなり、同干出岩付近の浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。