JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-1
発生年月日 2012年10月25日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船第八十八進運丸乗組員死亡
発生場所 不明(北海道根室市所在の花咲灯台から真方位190°3.6海里(M)付近~花咲灯台から真方位181°7M付近の間)
管轄部署 函館事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年01月31日
概要  本船は、船長、甲板員A及び甲板員Bが乗り組み、船長が単独で操船に当たり、平成24年10月25日01時30分ごろ、根室市花咲港南方沖の漁場に向け、花咲港を出港した。
 甲板上で操業の準備をしていた甲板員A及び甲板員Bは、本船が花咲灯台から190°(真方位、以下同じ。)3.6M付近に達した01時45分ごろ、作業を終えて船員室に入り、漁場到着の約5分前に船長がスタンバイベルを鳴らすまでの間、いつものように仮眠をとることとした。
 船員室でうとうとしていた甲板員Bは、01時50分ごろ、甲板員Aが室内に居ないことに気付いたが、トイレだろうと思って仮眠を続けた。
 船長は、花咲灯台から181°7M付近に達した02時10分ごろ、スタンバイベルを鳴らし、目が覚めた甲板員Bは、甲板員Aが船員室に戻っていないことに気付き、船長に報告を行い、船長と一緒に船内を捜したが、甲板員Aを発見できなかった。
 船長は、甲板員Aが海中転落したものと思い、所属漁業協同組合に携帯電話で事態を伝えて関係機関への通報を依頼し、漁業無線及び携帯電話で僚船に捜索の依頼を行い、捜索を開始した。
 甲板員Aは、僚船、通報を受けた海上保安部の巡視船及び航空機による捜索が行われたものの、発見されずに行方不明となり、後日、死亡届により、除籍された。
原因  本事故は、夜間、本船が漁場に向けて南進中、甲板員Aが落水したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:1人(甲板員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。