
| 報告書番号 | MA2009-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2008年07月03日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 油送船海光丸貨物船大国丸衝突 |
| 発生場所 | 北海道襟裳岬南方沖 襟裳岬灯台から真方位155°3.7海里付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー:貨物船 |
| 総トン数 | 1600~3000t未満:200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2009年10月30日 |
| 概要 | 油送船海光(かいこう)丸は、船長ほか11人が乗り組み、北海道釧路市釧路港向け東進中、貨物船大国(だいこく)丸は、船長ほか4人が乗り組み、宮城県石巻市石巻港向け南西進中、霧のため視界が制限された襟裳岬南方沖合において、平成20年7月3日02時50分ごろ、海光丸の船首と大国丸の右舷船尾とが衝突した。 海光丸には、右舷船首部外板にき裂を伴う凹損が、大国丸には、右舷船尾外板の凹損などがそれぞれ生じたが、いずれも死傷者はいなかった。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、霧により視界制限状態となった襟裳岬南方沖合において、A船が東進中、B船が南西進中、A船が、B船と衝突のおそれがあることに気付かずに接近し、また、B船が、A船と衝突するおそれがあると判断した際に針路を左に転じてA船に接近したため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 A船がB船と衝突のおそれがあることに気付かずに接近したのは、二等航海士Aが、ARPA機能付きのレーダーからB船と安全に通過できるものと判断して、海図交換作業を行い、レーダーによる見張りを続けていなかったことによるものと考えられる。 B船がA船と衝突するおそれがあると判断した際に針路を左に転じてA船に接近したのは、二等航海士Bが、ARPA機能付きのレーダーを用いて適切な避航方法を判断しなかったこと、及び自船が右舷側の襟裳岬に接近しないよう、左舵をとってA船を右舷に見て通過しようとしたことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。