JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-4
発生年月日 2012年04月03日
事故等種類 浸水
事故等名 ダイビング船happy浸水
発生場所 沖縄県石垣市観音埼北西方沖  石垣市所在の琉球観音埼灯台から真方位302°1.1海里付近
管轄部署 那覇事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年04月26日
概要  ダイビング船happyは、船長が1人で乗り組み、インストラクター2人及びダイビング客7人を乗船させ、石垣市石垣漁港を出港し、石垣市大埼近くのダイビングポイントでダイビングを終え、石垣漁港へ帰航中、平成24年4月3日(火)14時30分ごろ波を受けて浸水した。
 Happyは、船尾甲板下の倉庫に浸水して船体が傾斜し、半水没状態となったが、乗船者全員は救助され、死傷者はいなかった。
原因  本事故は、happyが、波向北北西、波高約4~5mの波を船尾方向から受けて名蔵湾を南進中、波が船尾甲板に連続して打ち込む状態で航行を続けていたため、船尾甲板下の倉庫に浸水したことにより発生したものと考えられる。
 波が船尾甲板に連続して打ち込む状況で航行を続けていたのは、happy船長が、happyが波向北北西、波高約4~5mの波を船尾から受け始めたので、不安を感じて引き返すことを考えたが、付近を航行する小型の和船を見てhappyも航行できるものと判断したことによるものと考えられる。
 Happyが、船尾方向から波を受けて航行する場合、波が船尾甲板に打ち込みやすい船型であったこと、及び船尾甲板の倉口のハッチカバーが施錠できるものでなかったことは、本事故の発生に関与した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。