
| 報告書番号 | MI2012-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年06月11日 |
| 事故等種類 | 運航阻害 |
| 事故等名 | 旅客船セブンアイランド虹運航阻害 |
| 発生場所 | 神奈川県三浦市三浦半島南方沖 三浦市所在の剱埼灯台から真方位180°8海里付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年07月27日 |
| 概要 | 旅客船セブンアイランド虹は、船長ほか4人が乗り組み、旅客227人を乗せ、三浦半島南方沖を東京都大島町元町港に向けて南東進中、平成23年6月11日(土)10時15分ごろ左舷ガスタービン室のビルジ高位警報が鳴り、左舷ガスタービン主機の冷却海水ゴム管がオリフィス出口管から外れて冷却海水が噴出しており、復旧しても左舷ガスタービン主機を増速すると冷却海水ゴム管がオリフィス出口管から外れて通常運転ができないので、両舷ガスタービン主機を減速運転して神奈川県横須賀市横須賀港に入港した。 本船は、左舷ガスタービン室のビルジ量が増加したものの主機に損傷はなく、死傷者はいなかった。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、三浦半島南方沖を元町港に向けて南東進中、左舷ガスタービン主機の冷却海水ゴム管とオリフィス出口管とを接続している本件金具が変形していたため、冷却海水ゴム管とオリフィス出口管との接続部の締付け力が低下して冷却海水圧力に耐えることができなくなり、冷却海水ゴム管がオリフィス出口管から外れ、冷却海水が噴出し、復旧したものの、左舷ガスタービン主機を運転して増速すると冷却海水圧力が上昇して冷却海水ゴム管がオリフィス出口管から外れるので、左舷ガスタービン主機の通常運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 左舷ガスタービン主機の冷却海水ゴム管とオリフィス出口管とを接続している本件金具が変形していたのは、A社が、メンテナンスタスクカードに本件金具の取替基準の記載はなかったものの、定期的な整備時に本件金具を取り外して点検し、状態が悪ければ取り替えていたところ、本インシデント発生の約1か月前に実施した定期的な整備の際、本件金具は使用上問題がないと判断して取り替えず、定期的な整備時に取付け取り外しが繰り返され、長期間使用されていたことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。