
| 報告書番号 | MA2011-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年08月10日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船三幸丸乗組員負傷 |
| 発生場所 | 三重県志摩市大王埼南東方沖 大王埼灯台から真方位126°37.0海里付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年03月25日 |
| 概要 | 漁船三幸丸は、船長ほか18人が乗り組み、大王埼南東方沖を三重県紀北町長島港に向けて帰航中、平成21年8月10日09時00分ごろ魚倉内で排水作業に従事していた漁ろう作業員2人と、救助のため魚倉内に入った機関員が意識を失って倒れた。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、三重県大王崎南東方沖において滞留水の排出作業中、漁ろう作業員A及びBが、4番魚倉内に入って右舷側壁下部に設けられた排水口の蓋を開放したところ、防熱層内に硫化水素が発生していたため、防熱層内から魚倉内に流入した硫化水素を吸入し、続いて、機関員が、漁ろう作業員Aを救助しようとして4番魚倉に入って硫化水素を吸入し、それぞれ硫化水素中毒になったことにより発生したものと考えられる。 防熱層内に硫化水素が発生していたのは、防熱層内が嫌気状態にあり、嫌気状態で繁殖する硫化塩還元菌が繁殖して滞留水に含まれる硫酸イオンを還元したことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:3人(漁ろう作業員2人及び機関員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。