JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-9
発生年月日 2009年02月02日
事故等種類 衝突
事故等名 旅客船クルー35漁船漁得丸衝突
発生場所 沖縄県宮古島市平良港 平良港北防波堤灯台から真方位332°360m付近
管轄部署 那覇事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船:漁船
総トン数 5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年09月17日
概要  旅客船クルー35は、船長が1人で乗り組み、自衛隊員20人を乗せ、平良港外に錨泊中の自衛艦に向けて北進中、また、漁船漁得丸は、船長が1人で乗り組み、宮古島市荷川取漁港に向けて東進中、平成21年2月2日20時54分ごろ、両船が衝突した。
 クルー35には、左舷中央部外板にき裂を伴う破口が生じ、漁得丸には、右舷船首船底部にき裂を伴う破口が生じたが、いずれも死傷者はいなかった。
原因  本事故は、夜間、平良港内において、旅客船クルー35(以下「A船」という。)が北進中、漁船漁得丸(以下「B船」という。)が東進中、A船が左方の見張りを行わず、また、B船が右方の見張りを行っていなかったため、A船がB船に衝突直前まで気付かず、B船がA船に気付かず、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
 A船が左方の見張りを行わなかったのは、A船の船長が、先行するC船に接近しすぎないようにC船に意識を集中していたことによるものと考えられる。
 B船が右方の見張りを行っていなかったのは、B船の船長が、西防波堤の東側から出てきたC船がB船の前方を右方から左方に横切ったのち、平良港入口付近に向けるために左転してB船の方に向かってくるのではないかと思い、操縦場所の左舷側から身を乗り出してC船の動向に意識を集中していたことによるものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。