JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2009-6
発生年月日 2008年05月09日
事故等種類 浸水
事故等名 漁船第二共進丸浸水
発生場所 福岡県宗像市大島地先所在の筑前大島灯台から真方位302°8海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2009年06月26日
概要  漁船第二共進(きょうしん)丸は、船長ほか甲板員1人が乗り組み、福岡県宗像市(むなかたし)鐘崎(かねざき)漁港を出港して操業したのち、同市大島北西海域を帰航中、平成20年5月9日07時00分ごろ、冷却海水配管接続部が破損し、機関室が浸水した。
 同船は、機関室及び船尾機器室の一部が水没したが、死傷者はいなかった。
原因  本事故は、本船が操業を終えて帰港中、右舷主機の冷却海水系統のゴム製管継手が破損したため、海水が機関室内に浸入したことにより発生したものと考えられる。
 ゴム製管継手が損傷したのは、海洋生物が右舷主機の海水吸入口から吸い込まれて清水冷却器冷却管入口部で目詰まりしたため、冷却海水の流れが遮断されて冷却海水系統内の圧力が上昇し、同圧力に耐えきれずに破損したことによるものと考えられる。
 主機冷却海水系統の吸入側にこし器を設ける、操舵室の主機計器盤を操船者から見やすい場所に設置する、あるいは機関室にビルジ警報装置を設ける等のいずれかの措置が講じられていれば、本事故の発生を回避できた可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。