報告書番号 | MA2011-11 |
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発生年月日 | 2010年01月12日 |
事故等種類 | 沈没 |
事故等名 | 漁船第二山田丸沈没 |
発生場所 | 長崎県五島市福江島大瀬埼西北西方沖 大瀬崎灯台から真方位301°46海里付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 漁船 |
総トン数 | 100~200t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年11月25日 |
概要 | 漁船第二山田丸は、船長ほか9人が乗り組み、福江島大瀬埼西北西方沖を僚船と共に東シナ海の漁場に向けて航行中、僚船に対して無線連絡を行ったのち、平成22年1月12日03時53分ごろ沈没し、乗組員10人全員が死亡した。 |
原因 | 本事故は、夜間、本船が、福江島大瀬埼灯台西北西方沖を有義波高約1.9~約 2.0mの北西~北北西からの波を受けて速力約9knで僚船の後方約400mを北西進中、有義波高の2倍以上の波を右舷前方から受けた際に波が打ち込み、機関室出入口が開放されていたため、機関室へ浸水し、その後、連続して波が打ち込んで機関室への浸水が続いて船体が沈下するとともに、魚倉等の区画へも浸水して沈没したものと考えられる。 本船の機関室出入口が開放されていた理由を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 死亡:10人(乗組員) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。