報告書番号 | MA2016-3 |
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発生年月日 | 2013年06月15日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 貨物船FUKUKAWA漁船津の峯丸衝突 |
発生場所 | 福岡県福岡市玄界島北方沖 玄界島灯台から真方位359°9.5海里付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 貨物船:漁船 |
総トン数 | 500~1600t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年03月31日 |
概要 | 貨物船FUKUKAWAは、船長ほか9人が乗り組み、阪神港大阪区に向けて玄界灘を北東進中、漁船津の峯丸は、船長が1人で乗り組み、福岡県福岡市博多港に向けて南南東進中、平成25年6月15日02時04分ごろ、福岡市玄界島北方沖において、両船が衝突した。 津の峯丸は、船長が死亡し、船首部に破損を生じて転覆した。 FUKUKAWAは、左舷船首部等に擦過傷を生じたが、死傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、夜間、霧により視界制限状態となった玄界島北方沖において、A船が北東進中、B船が南南東進中、両船が針路及び速力を保持して航行したため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 A船が、針路及び速力を保持して航行したのは、A船の航海士Aが、B船がA船の方に向かって来るのを認めたが、近づいてから変針してもB船を避けられると思っていたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:船長(津の峯丸) |
勧告・意見 | 安全勧告 |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。