報告書番号 | MA2013-11 |
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発生年月日 | 2012年07月03日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | コンテナ船TIAN FU(TIANJIN)ケミカルタンカー扇泰丸衝突 |
発生場所 | 岡山県倉敷市水島港内 水島港西1号防波堤灯台から真方位131°2,760m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 貨物船:タンカー |
総トン数 | 5000~10000t未満:200~500t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年11月29日 |
概要 | コンテナ船TIAN FU(TIANJIN)は、船長ほか17人が乗り組み、水島港玉島地区に向けて水島港港内航路を北西進中、ケミカルタンカー扇泰丸は、船長ほか5人が乗り組み、水島港水島地区に向けて同航路を北西進中、平成24年7月3日07時15分ごろ、岡山県倉敷市太濃地島付近において、両船が衝突した。 TIAN FU(TIANJIN)は、左舷外板に破口を生じ、扇泰丸は、船首部のブルワークを損傷したが、両船共に死傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、水島港港内航路において、A船が水島港玉島地区に向けて北西進中、B船が水島港水島地区に向けて北西進中、B船が先行するA船の左舷方を並列して航行することとなったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 B船が先行するA船の左舷方を並列して航行することとなったのは、船長Bが、A船が水島港港内航路から水島港玉島地区に向かうことを水島航路に入った後の早い段階で把握せず、A船の左舷後方をA船に接近しながら航行し、また、このことを把握した後もA船がB船よりも速く、遠ざかって行くものと思い、速力約13knで針路を保持して航行していたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。