JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2026-3
発生年月日 2025年05月22日
事故等種類 衝突
事故等名 貨物船TRAWIND ROC貨物船泉隆丸ロールオン・ロールオフ貨物船とかち衝突
発生場所 愛知県名古屋港第3区 名古屋港高潮防波堤中央堤西灯台から真方位061°4.5海里付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船:貨物船:貨物船
総トン数 10000~30000t未満:200~500t未満:5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2026年03月26日
概要  貨物船TRAWIND ROCは着岸作業中、貨物船泉隆丸は東進中、両船が衝突し、続いて、TRAWIND ROCが着岸中のロールオン・ロールオフ貨物船とかちに衝突した。
 TRAWIND ROCは船尾部に擦過傷等を、泉隆丸は船首部に擦過傷等を、また、とかちは左舷前部の凹損等を生じた。
原因  本事故は、名古屋港第3区において、A船が本件岸壁前面海域で着岸作業中、B船がA船の後方で待機中、C船が対岸岸壁に着岸中、A船が過大な後進行きあしで北進したため、また、B船がA船とC船との間に向かって東進を開始したため、A船とC船とが接近してB船の前路が塞がれ、A船とB船とが衝突し、続いて、A船がC船に衝突したものと考えられる。
 A船は、水先人Aが、船首方を目視のみで確認していて周囲の見張り及び船位の確認を適切に行っていなかったため、B船に気付かず、また、C船との相対位置を把握せずに本件岸壁との距離を離そうとA船を過大な後進行きあしで北進させ、B船及びC船に接近したものと考えられる。
 B船は、船長Bが、右方の本件岸壁に向かって右回頭を開始したA船が後進してくるとは思わず、A船とC船との間を通過できると判断して両船間に向かって前進させたため、A船のプロペラが逆転していることに気付いて主機を全速力後進としたものの、A船と衝突したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。