報告書番号 | MA2025-8 |
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発生年月日 | 2025年03月10日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | セメント運搬船新豊洋丸貨物船佑勝丸衝突 |
発生場所 | 和歌山県串本町潮岬南西方沖 潮岬灯台から真方位221°2.1海里付近 |
管轄部署 | 神戸事務所 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 貨物船:貨物船 |
総トン数 | 500~1600t未満:200~500t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2025年08月28日 |
概要 | セメント運搬船新豊洋丸は、西進中、また、貨物船佑勝丸は、東北東進中、両船が衝突した。 新豊洋丸は、左舷船首部外板に破口等を、また、佑勝丸は、左舷船首部の凹損等をそれぞれ生じた。 |
原因 | 本事故は、夜間、潮岬南方沖において、A船が西進中、B船が東北東進中、航海士Aが、左舷対左舷で通過しようと右転したのち、海図台を向いて見張りを行わなかったため、A船に接近するB船に気付かず、また、航海士Bが、A船がB船の左舷方を通過すると思い、A船の動静を継続して監視しなかったため、A船に対する避航動作が遅れ、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。