
| 報告書番号 | MA2025-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2024年09月16日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 漁船栄徳丸漁船第二住吉丸衝突 |
| 発生場所 | 岡山県備前市曽島北方沖 日生港日生防波堤西灯台から真方位205°1,050m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船:漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2025年07月31日 |
| 概要 | 漁船栄徳丸は、西南西進中、また、漁船第二住吉丸は、船首を南方に向けて操業しながら漂泊中、両船が衝突した。 第二住吉丸は、船長及び乗組員が負傷し、左舷船首部外板に欠損を伴う亀裂を生じ、また、栄徳丸は、船底外板に擦過傷を生じた。 |
| 原因 | 本事故は、曽島北方沖において、A船が西南西進中、B船が船首を南方に向けて操業しながら漂泊中、船長Aが、前路に航行の支障となる他船はいないものと思い込み、A船の操舵室の前面に搭載されたクレーンにより生じていた死角を補う見張りを適切に行っていなかったため、B船に気付かず、また、船長Bが、A船がB船を避航すると思い、操業を行いながら漂泊を続け、継続的にA船に対する見張りを行っていなかったため、B船を移動させる時機を逸し、両船が衝突したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:船長及び乗組員1人(第二住吉丸) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。