JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2021-9
発生年月日 2021年02月26日
事故等種類 施設等損傷
事故等名 作業船兼引船イ 61号作業台船62号千羽丸架空電線等損傷
発生場所 東京都足立区伊藤谷橋付近(綾瀬川)  小菅三等三角点から真方位030°410m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 引船・押船:非自航船
総トン数 5~20t未満:20~100t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2021年09月30日
概要  作業台船62号千羽丸は、船尾に作業船兼引船イ 61号を係船して下流に向けて航行中、62号千羽丸のバックホウが綾瀬川を横断する架空電線に接触した。
 架空電線は、一部に切損を生じ、同線が架設された電柱の折損等を生じた。
原因  本事故は、伊藤谷橋付近の綾瀬川において、航行計画に架空電線が考慮されていない中、A船押船列が川の流れによって下流に向けて航行中、操縦者Bがバックホウのブームを上げた状態で本件ケーブルの下を航行したため、バックホウのアームが同川を横断する本件ケーブルに接触したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。