JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2021-8
発生年月日 2021年03月08日
事故等種類 転覆
事故等名 漁船第一吉勝丸転覆
発生場所 島根県浜田市浜田漁港北北西方沖   馬島灯台から真方位338°10.7海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2021年08月26日
概要  漁船第一吉勝丸は、北北西進中、海水が後部甲板に流入して傾き、更に海水が流入し続けて転覆した。
 第一吉勝丸は、主機等に濡れ損を生じた。
原因  本事故は、本船が、北東方からの風と波高約1.5~2.0mの波が発生している中、浜田漁港北北西方沖を北北西進中、波高約2.5mを超える波を右舷方から受けて海水が後部甲板に流入して右舷側に傾き、更に右舷縁を越えて海水が流入し続け、海水の流入量が排水能力を超えたため、転覆したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。