
| 報告書番号 | RA2007-2-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2006年01月05日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 北上線 黒沢駅~小松川駅間[秋田県横手市] |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 列車脱線事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 秋田県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2007年04月27日 |
| 概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の北上線ほっとゆだ駅発横手駅行き2両編成の下り普通第723D列車は、平成18年1月5日(木)、ワンマン運転で黒沢駅を定刻(6時30分)より約1分遅れて出発した。列車の運転士は、速度約60km/hで惰行運転中、6時35分ごろ、前方約100mの小松川トンネル入口手前の線路内に倒木があるのを発見し、非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は倒木と衝突して約71m走行し、トンネルに進入して停止した。列車は、先頭車両の前台車(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)全2軸が右へ脱線した。 列車には乗客1名及び運転士1名が乗車していたが、死傷者はなかった。 また列車は、先頭車両のスノープラウ、先頭部の右側面上部、台車の装置の一部等が損傷した。 |
| 原因 | 本事故は、倒木が線路をふさいだ状態で線路上にあったため、本件列車がこれに衝突して乗り上げ、先頭車両の前台車全2軸が脱線したことによるものと推定される。 倒木については、着雪の重さによって樹幹が折れたことにより発生したものと推定される。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
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| 備考 |