報告書番号 | RA2005-4-3 |
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発生年月日 | 2004年06月22日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 三江線 川戸駅~田津駅間[島根県邑智郡桜江町(平成16年10月1日より江津市)] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 島根県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2005年12月16日 |
概要 | 西日本旅客鉄道株式会社の三江線江津駅発三次駅行き1両編成の下り普通第453D列車は、平成16年6月22日(火)、川戸駅を定刻(16時45分)に出発した。 列車の運転士は、速度約45km/hで力行運転中、約80m前方の線路内に石があるのを発見し、非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は、石に衝突し、後台車第1軸(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の減速機箱が石に乗り上げ、左右の車輪がレール上から浮き上がった状態で脱線し、停止した。 列車の乗客27名及び運転士に死傷者はいなかった。列車は、前面下部のスノープラウ、エンジンオイルパン等が損傷した。 |
原因 | 本事故は、線路右側の斜面から石が線路内に落下し、本件列車がこの石の一部を車体下部に巻き込んだまま走行し、後台車減速機箱がこれに乗り上げたために左右の車輪がレール上から浮き上がり脱線したことによるものと推定される。 本件斜面からの落石については、表層の風化が進み斜面に露出していた石の周辺の土砂が侵食され浮石化が進み、石自体の重さで落下したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |