報告書番号 | RA2015-6-1 |
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発生年月日 | 2014年12月18日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 篠ノ井線 桑ノ原信号場~稲荷山駅間(単線)[長野県長野市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 長野県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年08月27日 |
概要 | 平成26年12月18日(木)、中央線名古屋駅発信越線長野駅行き6両編成の特急電第1025M列車の運転士は、桑ノ原信号場~稲荷山駅間を速度約80km/hで走行中に、列車前方の線路内に立ち入っている男性及び列車の進路を支障した状態で横向きで停止している自動車を認めた。直ちに気笛を吹鳴し非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は自動車と衝突し、旧長谷街道踏切から約73m長野駅寄りに停車した。 車両を点検したところ、1両目(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の前台車第1軸がレールの左側に脱線していた。 列車には乗客84名、運転士1名及び車掌2名が乗車していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、谷川踏切の約100m塩尻駅寄りの線路内に、自動車が列車の進路に対し横向きで停止していたため、運転士が非常ブレーキを使用したが間に合わず、自動車と衝突したことにより、列車が脱線したものと推定される。 自動車が線路内に停止していたことについては、現場付近で特定の方向から自動車が進入した際に、誤って線路内に進入する可能性があると考えられる谷川踏切又は旧長谷街道踏切から自動車が進入して線路内を走行し、衝突現場で停止していた可能性があると考えられるが、両踏切にはカメラの設備がなく、目撃者もいないこと、また、自動車運転者からその点に関する口述を得ることができなかったことから、詳細を明らかにすることができなかった。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |