報告書番号 | RA2012-2-1 |
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発生年月日 | 2011年02月01日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 飯山線 森宮野原駅~足滝駅間(単線)[新潟県中魚沼郡津南町]大根原踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡 |
都道府県 | 新潟県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2012年02月24日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の信越線長野駅発飯山線十日町駅行き1両編成の下り普通第131D列車は、平成23年2月1日(火)、森宮野原駅を定刻(12時00分)より約10分遅れて出発した。 列車の運転士は、速度約60㎞/hで惰行運転中、前方(前後左右は列車の進行方向を基準とする)の大根原踏切道内に左側から進入した小型貨物自動車(ライトバン)を認めたため、直ちに非常ブレーキを使用するとともに気笛を吹鳴したが間に合わず、列車は同自動車と衝突し、同踏切道から約75m行き過ぎて停止した。 列車には、乗客7名、運転士1名及び保線係員2名が乗車していたが、死傷者はいなかった。同自動車には運転者のみが乗車しており、運転者は死亡した。 なお、列車は、下部覆い板等が損傷したが、脱線はしなかった。同自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、故障したことにより遮断かんが降下した状態となっていた本件踏切に本件自動車を通行させようとした際に、列車在線状況の確認がされないまま、遮断かんが上げられたため、本件自動車が本件踏切に進入し、これと本件列車が衝突したことにより発生したものと推定される。 本件踏切において列車在線状況の確認が行われなかったことについては、踏切監視 員の役割をしていた電気係の一方が上り下りの列車間隔が10分以上あり本件列車がすぐに通過することはないと思い込み、他方が他の電気係の作業工程の指示から本件列車の通過時刻を12時30分ごろと思い込んだことによるものと考えられる。また、遮断かんが上げられたことについては、本件自動車を早く通してあげたいとの考えが関与した可能性があると考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:1名(小型貨物自動車運転者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
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備考 |