報告書番号 | RA2010-2-1 |
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発生年月日 | 2009年08月08日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 島原鉄道線 吾妻駅~古部駅間(単線)[長崎県雲仙市] |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 島原鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車火災事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第4種踏切道 |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 長崎県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年03月26日 |
概要 | 島原鉄道株式会社の島原鉄道線諫早駅発島原外港駅行き1両編成の下り急行第201列車は、平成21年8月8日(土)、吾妻駅を定刻(8時11分)に出発した。列車の運転士は、同駅を出発後、速度約65km/hで惰行運転中、第78-2号踏切道の手前で、進行方向右側(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)から同踏切道内に進入する普通貨物自動車を認め、非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は同自動車に衝突し、同自動車を押した状態で、同踏切道を約50m行き過ぎて停止した。 同自動車は炎上し、列車の車体及び車内の運転室内機器等が焼損した。 列車には、乗客16名及び乗務員2名が乗車しており、このうち乗客3名が負傷した。また、同自動車には運転者のみが乗車しており、負傷した。 |
原因 | 本事故は、諫早駅方から本件列車が接近している状況で、本件ダンプが本件踏切内に進入して本件列車と衝突し、その後炎上したため、その火炎により本件列車の前面部車体及び車内の運転室内機器等が焼損したものと推定される。 本件ダンプが本件踏切内に進入したことについては、ダンプ運転者が、諫早駅方を確認したときには本件列車の存在に気付いておらず、その後一時停止した際も諫早駅方からは列車は来ないものと思い、諫早駅方を確認しなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:4名(乗客3名及び普通貨物自動車運転者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |