報告書番号 | 2003-4A-2 |
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発生年月日 | 2003年01月23日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 本線 京成大久保駅~実籾駅間[千葉県習志野市 ]京成大久保第5号踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 大手民鉄 |
事業者名 | 京成電鉄株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
都道府県 | 千葉県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2003年08月29日 |
概要 | 京成電鉄株式会社(以下「同社」という。)の京成上野駅発芝山千代田駅行き6両編成の下り普通第1823列車(以下「本件列車」という。)は、平成15年1月23日(木)、京成大久保駅を定刻に発車した。本件列車の運転士(以下「運転士」という。)は、速度約80km/hで惰行運転中、19時31分ごろ、右側から普通自動車が京成大久保第5号踏切道(以下「本件踏切」という。)に向かって走行してくるのを認め、当該自動車は本件踏切の手前で停止できる速度ではないと感じたため、直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず、本件列車は、本件踏切に進入した当該自動車と衝突し、本件踏切から147m走行して停止した。 本件列車は、1両目(車両は前から数え、前後左右は本件列車の進行方向を基準とする。以下同じ。)の全4軸が脱線した。 本件列車には、約600名の乗客が乗車しており、このうち22名が軽傷を負った。また、運転士も軽傷を負った。 普通自動車の運転者及び同乗者(1名)は、死亡した。 普通自動車は大破し、本件列車は1両目の床下機器、台車等に損傷を受けた。 |
原因 | 本事故は、普通自動車が、本件踏切の踏切遮断機及び踏切警報機が動作していたにもかかわらず、降下している遮断かんを突破して本件踏切に進入したことにより、本件列車と衝突し、衝突後、本件列車が普通自動車を1両目の床下に巻き込んだため、脱線したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | 死亡:2名(普通自動車運転者及び同乗者)、負傷:23名(乗客22名及び運転士) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
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備考 |