報告書番号 | AA2016-6-2 |
---|---|
発生年月日 | 2012年06月20日 |
発生場所 | 成田国際空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA610A |
運航者 | 全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | ハードランディングによる機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年07月28日 |
概要 | 全日本空輸株式会社所属ボーイング式767-300型JA610Aは、平成24年6月20日(水)、13時23分ごろ、同社の定期956便として成田国際空港滑走路16Rへ着陸の際にバウンドし、強い衝撃により機体を損傷した。 同機には、機長ほか乗務員9名及び乗客183名の計193名が搭乗していたが、そのうち客室乗務員4名が軽傷を負った。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が成田国際空港滑走路16Rに着陸した際にバウンドし、その後に強い前脚接地となったため、機体が損傷したものと推定される。 強い前脚接地となったことについては、機長がバウンドしたことを認識できず、前脚を早めに接地させようと機首下げ操作を行ったことによるものと考えられる。 本事故の発生には、同機が、成田空港周辺で強い南西風時に発生する激しい突風を伴う横風により、機体姿勢の安定しない状態で着陸を継続したことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | 4名軽傷(客室乗務員) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |