報告書番号 | AA2012-2-2 |
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発生年月日 | 2010年07月25日 |
発生場所 | 埼玉県秩父市大滝の山中 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOW ALTITUDE OPERATIONS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
POST-IMPACT |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ユーロコプター式AS365N3型 |
登録記号 | JA31TM |
運航者 | 埼玉県(本田航空株式会社受託運航) |
事故等種類 | 墜落 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2012年02月24日 |
概要 | 埼玉県所属ユーロコプター式AS365N3型JA31TMは、平成22年7月25日(日)、救助活動のため、埼玉県秩父市大滝の場外離着陸場を10時48分に離陸したが、11時03分ごろ、滝川上流の沢で2名の救助隊員(埼玉県防災航空隊員及び秩父消防本部消防隊員)をホイストで降下させている最中に墜落した。 同機に搭乗していた7名のうち、同機からホイストで降下した2名を除く、機長、他の操縦士1名、埼玉県防災航空隊員2名及び秩父消防本部消防隊員1名の計5名が死亡した。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が、降下隊員のホイスト降下中に、位置を調整するため左に移動した際、適切な見張りが行われず、フェネストロンが樹木と接触したため、方向保持不能となり、メイン・ローターも樹木に接触して墜落したものと推定される。 フェネストロンが樹木と接触したことについては、十分な長さのあるホイスト・ケーブルの利点を活用せず、同機の対地高度を下げたことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | 5名死亡(機長、LST操縦士、航空隊員2名及び消防隊員1名) |
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