報告書番号 | AA2011-2-2 |
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発生年月日 | 2009年10月30日 |
発生場所 | 鹿児島県鹿児島空港滑走路上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ビーチクラフト式A36型 |
登録記号 | JA4165 |
運航者 | 独立行政法人航空大学校 |
事故等種類 | 胴体着陸 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年02月25日 |
概要 | 独立行政法人航空大学校所属ビーチクラフト式A36型JA4165は、平成21年10月30日(金)、単独飛行訓練のため熊本空港を14時47分ごろ離陸し、15時29分ごろ鹿児島空港に着陸した際に滑走路上でかく座して停止した。 同機には、操縦練習生1名が搭乗していたが、死傷はなかった。 同機は中破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、同練習生が脚下げ操作を失念し、その後の確認手順においても気付かず、着陸装置が格納された状態で着陸したため、胴体下面を滑走路に接触させながら滑走し、機体を損傷させたことによるものと推定される。 脚下げ操作を失念し、その後も気付かなかったことについては、脚下げを行う時機に管制官からショート・アプローチを行うよう指示を受けたことにより、通常の操作時と手順が変わったこと、指示の理由や先行機との間隔設定に同練習生の意識が向いていたこと、及び確認行為の形骸化が関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
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