報告書番号 | AI2011-6-1 |
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発生年月日 | 2010年08月30日 |
発生場所 | 関西国際空港滑走路24Rの進入端の北東約3.8nm、高度約1,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式777-300型 |
登録記号 | A7BAE |
運航者 | カタール航空 |
事故等種類 | 閉鎖中滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年09月30日 |
概要 | カタール航空所属ボーイング式777-300型A7BAEは、平成22年8月30日(月)20時59分に成田国際空港を離陸し、21時55分ごろ着陸のため関西国際空港に進入中、閉鎖中であった滑走路24Rに着陸しようとした。その後、当該機は復行し、22時07分、滑走路24Lに着陸した。 同機には、機長ほか乗務員16名、乗客107名計124名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、視認進入により同空港に進入中の同機が24Lへの着陸許可を受けた後、機長及び副操縦士が24Rを24Lと思い込み、誤って24Rへ進入したため、発生したものと推定される。 機長及び副操縦士が24Rを24Lと思い込んだことについては、滑走路の視認が不十分だったこと、24RのPALS及びPAPIが点灯したことによるものと考えられる。さらに、同機が飛行した場周経路が24Rの場周経路付近となったことが関与したと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |