報告書番号 | AA2011-8-1 |
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発生年月日 | 2009年02月20日 |
発生場所 | 成田国際空港の南南西約174kmの上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式747-400型 |
登録記号 | N676NW |
運航者 | ノースウエスト航空 |
事故等種類 | 機体動揺負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年12月16日 |
概要 | ノースウエスト航空所属ボーイング式747-400型N676NWは、平成21年2月20日(金)、同社の定期2便としてマニラ国際空港(フィリピン)を離陸し、成田国際空港へ向けて飛行中の11時45分ごろ、成田国際空港の南南西約174km(三宅島空港の北約30km)の上空、高度約30,300ftにおいて機体が動揺し、乗客4名が重傷、27名が軽傷を負い、客室乗務員7名も軽傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員13名、乗客408名の計422名が搭乗していた。 同機は、機内の一部が損傷した。 |
原因 | 本事故は、同機が前線近傍の対流雲域でジェット気流下方の風の変化が大きい空域を降下飛行中、大気の擾乱に遭遇した際、機体が大きく動揺したため、離席していたか又はシートベルトを着用していなかった若しくは着用していても適切な着用状態でなかった後部客室の乗客4名が、重傷を負ったものと推定される。 乗客が重傷を負ったことについては、ベルト着用サイン点灯から機体が大きく動揺するまでの間、客室後方では安全確認を十分に行えなかったこと、及び前方に比して大きな負の垂直加速度がかかったことが関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 4名重傷(乗客)、34名軽傷(乗客27名及び客室乗務員7名) |
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情報提供 | |
動画(WMV) |