報告書番号 | AA2010-3-1 |
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発生年月日 | 2008年07月26日 |
発生場所 | 長崎県長崎空港B滑走路東側約200mの海上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FIRE/SMOKE (NON-IMPACT) SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ソカタ式TB10型 |
登録記号 | JA4106 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 火災不時着水 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年03月26日 |
概要 | 個人所属ソカタ式TB10型JA4106は、平成20年7月26日(土)、慣熟飛行のため、長崎空港B滑走路32からの離陸上昇中に、機内に異臭が漂い白煙が侵入してきたため、直ちに長崎空港B滑走路32へ着陸しようとしたが、17時23分ごろ長崎空港B滑走路東側約200mの海上に不時着水した。 同機には、機長ほか2名が搭乗していたが、1名が死亡し、1名が重傷、1名が軽傷を負った。同機は大破した。 |
原因 | 本事故は、LHフロント・マニホールドが左前方接続パイプとともに外れたため、高温の排気ガスがエンジンルーム内に噴出し、エグゾーストパイプ左側付近のカウリング及びホースを焼いて火災になり、高温の排気ガスと火災により発生した煙がキャブレターを通ってエンジン内に入り、飛行に必要な推力を得られなくなり不時着水して大破したものと推定される。 同機の左前方接続パイプが外れたことについては、クランプの過度の締め付けにより接続パイプに発生したき裂に腐食作用が影響し、き裂を成長させたことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | 1名死亡(操縦者)、1名重傷(操縦者)、1名軽傷(機長) |
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