報告書番号 | AI2009-2-1 |
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発生年月日 | 2007年10月20日 |
発生場所 | 大阪府関西国際空港滑走路24Lの最終進入経路上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型(エアカナダ機)-ボーイング式767-300型(日本航空機) |
登録記号 | CFMWP-JA8236 |
運航者 | エアカナダ、株式会社日本航空インターナショナル |
事故等種類 | 使用中滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年02月27日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第2号に規定された「他の航空機が使用中の滑走路への着陸の試み」に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。 エアカナダ所属ボーイング式767-300型CFMWPは、平成19年10月20日(土)、同社の定期036便として関西国際空港からバンクーバー国際空港へ向け離陸のため、滑走路24Lに向かっていた。 一方、株式会社日本航空インターナショナル所属ボーイング式767-300型JA8236は、同社の定期2576便として、着陸許可を受けて関西国際空港の同滑走路へ進入中であった。 JA8236は、CFMWPが同滑走路内に進入したため、18時11分ごろ管制官の指示により復行した。 CFMWPには機長ほか乗務員9名、乗客206名の計216名が、JA8236には機長ほか乗務員7名、乗客235名の計243名が搭乗していたが、両機とも死傷者はなく、航空機の損壊もなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、滑走路手前で待機するよう管制官から指示された出発機(CFMWP機)の運航乗務員がその指示を聞き間違えて滑走路に進入する旨の誤った復唱を行い、管制官もその復唱内容を誤認して確認しなかったことから、出発機がそのまま滑走路に進入したため、既に同管制官から着陸許可を受けていた到着機(JA8236機)が同じ滑走路に着陸を試みる状況となったことにより発生したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |