
| 報告書番号 | MA2015-13 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年11月19日 |
| 事故等種類 | 火災 |
| 事故等名 | 漁船宝成丸火災 |
| 発生場所 | 長崎県壱岐市海豚鼻南南西方沖 海豚鼻灯台から真方位237°150m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年12月17日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、平成26年11月19日14時40分ごろ、いか一本釣り漁のため、長崎県対馬沖の漁場に向けて壱岐市初瀬漁港を出港し、約6ノットの対地速力で海豚鼻南南西方沖を南南西進した。 船長は、14時50分ごろ、‘船橋の配電盤にある充電スイッチ’(以下「充電スイッチ」という。)を入れたところ、爆発音が聞こえたので、船橋内の床面にある機関室出入口の蓋を開けたところ、炎が噴き出してきたので主機を停止した。 船長は、噴出する炎で舵輪の下方に配置していた持運び式消火器を取り出せず、バケツで海水をくみ上げての消火作業を開始したものの火勢が強くなったので、来援した僚船に救助されて初瀬漁港に帰った。 船長は、壱岐市にある病院に搬送され、顔に熱傷を負って1日間、経過観察及び治療のため入院した。 本船は、15時20分ごろ、壱岐市大島漁港から来援した漁業協同組合所属の監視船が監視を続けるなか、海豚鼻付近の海岸に半水没状態で乗り揚げ、17時00分ごろ鎮火が確認された後、21日同市郷ノ浦港の岸壁に陸揚げされ、解撤された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、海豚鼻南南西方沖を南南西進中、機関室から出火したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。