JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2015-12
発生年月日 2015年06月26日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 漁船洋己丸衝突(防波堤)
発生場所 静岡県福田漁港  福田港西防波堤灯台から真方位029°490m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年12月17日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成27年6月25日03時00分ごろ東京都大島町波浮港を出港してかつお引縄漁の操業を行い、19時00分ごろ、操業を終えて静岡県牧之原市地頭方漁港に向けて帰途についた。
 船長は、操縦席に腰を掛けた姿勢で見張りを行い、自動操舵装置を使用して約12ノットの対地速力で航行していた。
 本船は、伊豆半島南方沖において、他船を避けようとして西北西進した後、船長が居眠りに陥り、同じ針路で航行を続け、26日03時10分ごろ、静岡県福田漁港の東内防波堤の消波ブロックに衝突した。
 船長は、衝突の衝撃で目を覚まし、機関を後進にかけたところ、船首の損傷箇所より浸水して本船が傾き始めたので、転覆すると思い、機関を前進にかけ、本船を福田漁港東方の海岸に任意乗揚げさせた。
 船長は、海岸に自力で上陸後、右脇腹に痛みを感じ、付近住民より通報を受けて来援した海上保安庁の職員が要請した救急車で病院へ搬送され、左足首及び右脇腹の打撲と診断された。
 本船は、本事故当日、船長が手配した業者により引き出され、福田漁港へ運ばれて上架された。
原因  本事故は、本船が、伊豆半島南方沖で他船を避けようとして福田漁港に向かう態勢で西北西進した後、船長が居眠りに陥ったため、福田漁港に向かって航行し、福田漁港東内防波堤の消波ブロックに衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。