
| 報告書番号 | keibi2015-11 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年06月06日 |
| 事故等種類 | 転覆 |
| 事故等名 | 漁船広辰丸転覆 |
| 発生場所 | 北海道函館市山背泊漁港西方沖 山背泊港南防波堤灯台から真方位253°1,840m付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年11月26日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、山背泊漁港西方沖のこんぶ養殖施設(以下「本件施設」という。)において、機関を停止して漂泊し、船長が左舷船尾に立って、こんぶが植え付けられた幹綱を‘左舷側のブルワークに設置された5本のY字型の金具’(以下「本件金具」という。)に掛け、こんぶに絡んだ雑海藻等の駆除作業を行っていた。 船長は、本船の左舷側に漁具の重量等がかかり、船体が左舷側にやや傾斜した状態で駆除作業を行っていたところ、約4時間が経過した頃、浮玉の沈み具合を見て潮流が強まってきたことが分かったので、本件金具から幹綱を外すこととした。 本船は、船長が幹綱を外そうとしたものの、幹綱から海中に垂れていたこんぶに強い流圧がかかって横引き状態となり、平成27年6月6日08時10分ごろ左舷側へ転覆した。 船長は、転覆した本船の船底に這い上がって救助を待ち、08時 40分ごろ付近住民の通報により来援した水難救済会所属船に救助された。 本船は、僚船にえい航されて山背泊漁港に戻った。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、山背泊漁港西方沖の本件施設で雑海藻等の駆除作業をして漂泊中、本件金具に掛けた幹綱から海中に垂れていたこんぶに強い流圧がかかって横引き状態となったため、左舷側に転覆したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。