
| 報告書番号 | MA2015-11 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年04月16日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 引船常豊丸台船YUTAKA21衝突(導流堤) |
| 発生場所 | 長崎県平戸市広瀬導流堤南西端(平戸瀬戸) 広瀬導流堤灯台から真方位186°9m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 引船・押船:非自航船 |
| 総トン数 | 200~500t未満:500~1600t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年10月29日 |
| 概要 | A船は、船長及び航海士ほか3人が乗り組み、無人のB船をえい航した引船列(以下「A船引船列」という。)を構成し、船長及び航海士が船橋当直につき、レーダー及びGPSプロッターを作動させ、約10~10.5ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ。)で手動操舵により、平戸市南風埼西方沖を北北西進した。 船長は、平戸市黒子島東方沖に差し掛かった頃、広瀬の西側(以下「西水道」という。)に反航船及び漁船がいなかったので、西水道を航行するかどうか迷いながら黒子島東方沖の予定変針場所を通過し、当初の予定どおり広瀬の東側(以下「東水道」という。)を航行しようと思い直し、右舵を取って広瀬の南方を北東進中、平成27年4月16日05時55分ごろ、B船の左舷中央部が広瀬導流堤の南西端に衝突した。 船長は、航海士からの報告により、B船が広瀬導流堤に衝突したことを知り、その直後、B船から出していたY字型ワイヤロープが切断したことを認めた。 船長は、06時00分ごろ船舶所有者に連絡し、潮流により西水道を北方に漂流中のB船を回収した後、海上保安庁に通報した。 B船は、総重量約1,000tとなる積荷を積載していたが、積荷に損傷はなく、長崎県松浦市調川港でA船から引き継いだ僚船により関門港田野浦区にえい航された。 |
| 原因 | 本事故は、A船引船列が、平戸瀬戸において、約3.5knの北東方へ流れる潮がある状況下を同瀬戸北口に向けて北進中、船長が、予定していた東水道から西水道に変更するかどうか迷い、東水道に向ける変針時機が遅れたため、増速したものの広瀬導流堤に接近する進路となるとともに潮流に圧流され、B船が広瀬導流堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。