
| 報告書番号 | MA2015-11 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年01月23日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 鉱石運搬船GEOPARK VENUS衝突(岸壁) |
| 発生場所 | 関門港小倉区西1号岸壁 小倉日明防潮堤灯台から真方位168°540m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 10000~30000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年10月29日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか18人が乗り組み、石炭約18,200tを積載し、船首約8.36m、船尾約8.54mの喫水で、平成27年1月23日12時30分ごろ山口県下関市六連島北方沖で水先人が乗船し、関門航路に向けて航行した。 水先人は、操舵室において船長が操船指揮、航海士が機関操縦及び甲板手が手動操舵の配置で水先業務中、タグボート(約2,500kW)を右舷船首及び別のタグボート(約2,600kW)を右舷船尾に取り、13時31分ごろ関門航路から関門港小倉区の西1号岸壁(以下「本件岸壁」という。)に向けて右転し、機関を極微速力前進とし、約5ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ。)で南進した。 水先人は、本件岸壁手前で右転して本件岸壁に左舷着けとするように右舵を取ったが、右転しなかったので機関を微速力前進とした。 水先人は、微速力前進としても右転せず船首が岸壁角に向いていたので、機関を止め、すぐに後進にかけ、舵を右舵一杯とし、タグボートに本船を後方に引くように指示した。 本船は、13時36分ごろ、約3knの速力でバルバスバウが本件岸壁の北東端に衝突した。 本船は、衝突後、水先人により、本件岸壁に着岸した。 |
| 原因 | 本事故は、関門港小倉区において、本船が、関門航路から本件岸壁へ向かう際、約2knの北西方に流れる潮流があり、本件岸壁近くまで行きあしを減ずることができない状況下、水先人が、予定変針場所の手前で本件岸壁に向けたため、本件岸壁への進入角度が大きくなり、本件岸壁の前面において旋回する際の進出距離の確保ができず、本件岸壁に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。