
| 報告書番号 | keibi2015-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年05月13日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 貨物船MARINE DIAMOND乗揚 |
| 発生場所 | 愛知県名古屋港第4区の飛島ふ頭西方沖 名古屋港高潮防波堤中央堤西灯台から真方位014°2,700m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 5000~10000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年10月29日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか17人(全員中華人民共和国籍)が乗り組み、船長が操船指揮を執り、航海士が主機操縦レバー、甲板員が操舵装置にそれぞれつき、係留索を放ち、飛島ふ頭98号岸壁(以下「本件岸壁」という。)を離岸した。 本船は、左舷錨を巻き上げてから後進して本件岸壁の西方に向かい、船首が本件岸壁に向いたところで主機を止めた後、主機を前進にかけて右舵を取り、右回頭して船首を南方へ向けた。 本船は、右舷船首の名古屋港飛島ふ頭西灯浮標(以下「西灯浮標」という。)の西方沖に向けて右回頭しようと主機を極微速力前進にかけ、右舵約10°を取って航行したところ、船長が右舷側からの西風の影響で船首方位の変化が少ないことに気付き、右舵一杯としたものの、平成27年5月13日16時47分ごろ西灯浮標付近の浅瀬に乗り揚げた。 船長は、GPSの表示で本船の速力がないことに気付き、主機を止め、船舶代理店に乗り揚げたことを連絡した。 本船は、上げ潮で本船の船首が浮上し、22時50分ごろ自力で浅瀬を離れた後、船内を調査して浸水がないことを確認し、四日市港に向かった。 本船は、その後、愛知県蒲郡市蒲郡港で船底の検査を行ったところ、損傷が認められた。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、名古屋港第4区において、風力4の風が本件岸壁に向けて吹く状況下、軽荷状態で右回頭しながら出航中、船長が、本船の操船に慣れていなかったため、西灯浮標付近の浅瀬に向かう態勢で右回頭を続け、同浅瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。