
| 報告書番号 | keibi2015-9 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年03月17日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 油タンカー親菱丸乗揚 |
| 発生場所 | 香川県丸亀市広島東岸 江浦港西防波堤灯台から真方位359°3,550m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー |
| 総トン数 | 20~100t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年09月17日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか2人が乗り組み、霧で視程が約200mに制限された状況下、法定灯火を表示し、船首約2.50m、船尾約3.60mの喫水により、平成27年3月17日05時30分ごろ、岡山県倉敷市水島港を出港し、香川県多度津町多度津港に向かった。 船長は、0.25~0.5海里レンジとしたレーダー1台をヘッドアップでオフセンター表示として作動させ、塩飽諸島の広島と園州の間に向けて手動操舵により南東進中、園州に向首接近していることに気付き、園州から離れようと思い、右舵を取った。 船長は、舵を中央に戻し、船首を南南東方に向けようと思っていたが、霧が次第に濃くなり始め、海面も見えない状況となって、船首がどこを向いているか分からなくなった状況で航行を続けていたところ、06時55分ごろ、本船は、広島東岸の干出浜(岩)に乗り揚げた。 船長は、乗組員の安全、浸水及び油の流出の有無を確認した後、海上保安庁及び船舶所有者に本事故の発生を報告した。 本船は、高潮時を待って、自力で離礁し、潜水調査を行ったところ、船底外板に亀裂及び凹損が生じていたが、航行に支障がなかったので、サルベージ会社の警戒船にエスコートされ、多度津港に向かった。 |
| 原因 | 本事故は、霧で視界が制限された状況下、本船が、塩飽諸島の広島北東方沖を南東進中、船長が、レーダーで船位及び前路の状況を確認しなかったため、広島東岸に向首していることに気付かずに航行し、広島東岸の干出浜(岩)に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。