JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2015-9
発生年月日 2015年02月28日
事故等種類 運航不能(航行設備故障)
事故等名 貨物船SOLAR AFRICA運航不能(機関故障)
発生場所 静岡県下田市神子元島東方沖  神子元島灯台から真方位107°16.2km付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 30000t以上
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年09月17日
概要  本船は、船長ほか20人(全員フィリピン共和国籍)が乗り組み、愛知県名古屋港から京浜港川崎区に向けて神子元島東方沖を北東進中、平成27年2月28日03時00分ごろ、主機5番シリンダの‘シリンダヘッド下部の冷却水通路の外周を構成する金物’(以下「水室金物」という。)に亀裂を生じて冷却水が漏れ出し、冷却水膨張タンクの水位低下及び冷却水圧力低下の警報装置が作動した。
 本船は、水室金物の溶接修理を試みたものの亀裂を塞ぐことができず、主機の運転ができなくなって漂流した。
 本船は、現場が、交通の輻輳した海域であることから、海上保安庁に連絡し、16時30分ごろから来援したタグボートによるえい航が開始され、29日12時30分ごろ京浜港横浜区の錨地に投錨した。
 本船は、機関製造業者から水室金物を取り寄せ、乗組員により交換修理を行い、主機の正常運転を確認したのち、抜錨して京浜港川崎区へ向かった。
原因  本インシデントは、本船が、神子元島東方沖を北東進中、主機5番シリンダの水室金物に亀裂を生じたため、冷却水が漏れて主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。