JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2015-9
発生年月日 2014年11月22日
事故等種類 乗揚
事故等名 プレジャーボートPROGRESS乗揚(定置網)
発生場所 千葉県富津市浜金谷港南西方沖  金谷港第1防波堤灯台から真方位244°1,200m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年08月27日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、親族等3人(以下「同乗者」という。)を乗せ、平成26年11月22日19時00分ごろ、埼玉県八潮市所在のマリーナを出発し、千葉県鋸南町の保田漁港へ向かった。
 本船は、船長が右舷側にある操縦席の左側に立って操船に当たり、GPSプロッターに表示された針路線に沿って浜金谷港南西方沖を対地速力約17ノットで南進していたところ、20時10分ごろ、突然、船底からの衝撃を受けて停止した。
 同乗者の1人(以下「同乗者A」という。)は、操縦席後方の座席から立とうとして腰を浮かしたときに衝撃を受け、キャビン内へ転げ落ちた。
 船長は、同乗者の安否を確認した後、何かに乗り揚げたと思って機関を後進にかけたところ、警報音が鳴ったので機関を停止し、しばらくして機関を始動しようとしたが、できなかった。
 船長は、機関室を確認し、浸水を認めて航行不能と判断し、20時15分ごろ118番通報で救助を要請した。
 同乗者及び船長は、来援した巡視艇に移乗して千葉県富津市の金谷漁港に到着し、同乗者Aが救急車で病院へ搬送された。
 本船は、巡視艇により、金谷漁港へえい航された。
 浜金谷港南西方沖に設置されている定置網(以下「本件定置網」という。)を管理する漁業協同組合は、海上保安庁から連絡を受け、職員を派遣して本件定置網の垣網のワイヤロープが損傷していることを確認した。
原因  本事故は、夜間、本船が、浜金谷港南西方沖を南進中、船長が、予定針路線がGPSプロッターの画面上に表示された本件定置網から外れていると思い、本件定置網に設置されたブイに気付かずに予定針路線に沿って航行したため、本件定置網の垣網に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(同乗者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。