JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2015-8
発生年月日 2014年12月23日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船関丸乗組員死亡
発生場所 不明(和歌山県日高町田杭漁港西方沖)
管轄部署 神戸事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年07月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、日高町阿尾漁港を出港し、さわら一本釣り漁のため、田杭漁港西方沖の漁場に向かった。
 僚船船長(以下「僚船船長A」という。)は、漁場において、平成26年12月23日07時10分ごろ、船長と交信した後、さわら一本釣り漁を開始し、07時30分ごろ再度船長と交信した。
 僚船船長Aは、その後、船長と交信を試みたものの、応答がなく、少し遅れて漁場に到着した僚船船長(以下「僚船船長B」という。)と交信していたところ、漁場を離れて西方に航行している本船を認め、漁業無線及び携帯電話で呼び掛けを行ったが返事がなかったので、仕掛けを片付けて本船を追い掛けた。
 付近を航行していた遊漁船の船長は、漁業無線での呼び掛けを聞き、本船らしき船舶が紀伊水道南端付近を航行しているので接近したところ無人であることを確認し、08時54分ごろ漁業無線で本船が無人であることを伝えた。
 僚船船長Bは、漁業無線を聞いてすぐに海上保安庁へ事故の通報を行い、仲間の船長が、所属する漁業協同組合に連絡した。
 本船は、所属する漁業協同組合から救助の依頼を受けた漁船の乗組員が徳島県阿南市伊島近くで本船に飛び移り、阿尾漁港へ帰港した。
 海上保安庁及び所属する漁業協同組合関係者が、船長の捜索を行った。
 船長は、海上保安庁、僚船等が捜索していたところ、24日13時00分ごろ、操業中の漁船によって、和歌山県白浜町西方沖で発見され、阿尾漁港に運ばれた後、死亡が確認された。
 船長の死因は、溺水と検案された。
原因  本事故は、本船が、田杭漁港西方沖の漁場でさわら一本釣り漁の操業中、船長が落水したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。