JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2015-8
発生年月日 2014年07月15日
事故等種類 乗揚
事故等名 貨物船AMAKUSA ISLAND乗揚
発生場所 カナダ国ブリティッシュコロンビア州プリンスルパート港南西方沖  GULL ROCKS灯台から真方位166°0.7海里(M)付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 30000t以上
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年07月30日
概要  本船は、本船船長ほか19人(全員フィリピン共和国籍)が乗り組み、石炭80,021tを積載して水先人が乗船し、船首及び船尾共に約13.33mの喫水をもって、プリンスルパート港の25番錨地に向け、2014年7月14日20時45分(現地時刻、以下同じ。)ごろリドレイコールターミナルを離桟した。
 本船船長は、離桟前、運航会社から錨地で待機せよとの指示を受け、船橋で水先人と錨地までの航路計画を打ち合わせた。
 本船は、グリーントップ島北方沖を通過した後、錨地へ直行する進路となり、錨地までの距離約3.5Mの地点において、主機を極微速力前進とし、対地速力を約6.0ノット(kn)として南西進中、22時08分ごろ、船首が浅所に乗り揚げた。
 本船船長は、船首配置の一等航海士から振動を感じた旨の報告を受け、前進行きあしが無く、水先人が主機を止めるように指示した後、英国版海図4936(プリンスルパート港)を確認し、同海図に記載されている水深10.7mの地点に乗り揚げたと分かった。
 本船船長は、乗組員にバラストタンクの測深を行わせたところ、フォアピークタンク、1番及び2番の各右舷バラストタンクに浸水があることを知り、船舶管理会社へ事故の報告をした。
 水先人は、カナダコーストガードに通報した。
 本船は、15日02時25分ごろ後進にかけて自力で離礁し、04時15分ごろ別の錨地で投錨した。
 本船は、仮修理を終えて、9月9日09時20分ごろ日本に向けて出港した。
原因  本事故は、夜間、本船が、リドレイコールターミナルを離桟してプリンスルパート港の錨地に向かう際、本船船長が、プリンスルパート港南西方沖の浅所を通る航路計画を立てたため、同浅所に向けて航行し、乗り揚げたものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。