
| 報告書番号 | MI2015-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年09月22日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 漁船宝福丸運航不能(機関故障) |
| 発生場所 | 北海道苫前町苫前港西北西方沖 苫前港北防波堤灯台から真方位290°14.8海里付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年07月30日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか4人が乗り組み、苫前港西北西方沖で操業中、平成26年9月22日09時30分ごろ、主機が異音を発し、回転数が不安定になったので、操業を中止して帰航し始めたところ、11時00分ごろ主機が停止し、始動できなくなったので、僚船にえい航されて苫前港に帰った。 主機は、機関整備業者が開放点検したところ、潤滑油量が正常範囲内であったものの、油受内の潤滑油及び潤滑油系統内にスラッジ等の異物が混じっており、全シリンダライナ、ピストン及びクランクピン軸受が焼き付いていることが判明した。 主機は、費用及び操業時期を考慮し、修理を行わず、換装された。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、苫前港西北西方沖で主機を運転して操業中、潤滑油の全量交換に併せて主機油受内の掃除が実施されていなかったため、油受内で発生して除去されずに滞留していたスラッジ等の異物が潤滑油と共に同油系統内を循環し、各部の潤滑が阻害されてピストン及びクランクピン軸受が焼き付き、主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。