JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2015-7
発生年月日 2014年12月14日
事故等種類 衝突
事故等名 プレジャーボートキティーホークプレジャーボート(船名不詳)衝突
発生場所 千葉県香取市利根川  石納四等三角点から真方位235°450m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 プレジャーボート:プレジャーボート
総トン数 5t未満:その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年06月25日
概要  A船は、船長Aが1人で乗り組み、平成26年12月14日08時05分ごろ、釣りの目的で千葉県神崎町の神崎船着き場を出発し、利根川下流部に流れ込む黒部川へ向け、香取市石納付近の利根川を流れに沿って航行した。
 船長Aは、操縦席に腰を掛けて操船し、約50km/hの速力(対地速力、以下同じ。)で航行しながらトリムの調整を行っていたところ、前方の川面から一斉に飛び立つカモの群れを認めた。
 船長Aは、付近で狩猟が行われているかもしれないと思い、右舷船首方に注意を向けていたところ、船首方約25~30mに川を横切るB船を認めた。
 A船は、船長Aが声を上げて減速したものの、08時15分ごろ、その船首とB船の右舷船尾とが衝突した。
 船長Aは、振り返ってB船を見たところ、人が見当たらないのでA船を回頭させてB船に近づくと、水中に沈みかけた操縦者Bを発見し、飛び込んで操縦者Bの服をつかみ、B船へ引き揚げようとしたものの、B船が傾いて浸水し、やがて転覆したことと、寒さで身体が動かなくなったことから、救助を諦めて泳いでA船に戻った。
 船長Aは、119番へ通報し、救助艇で来援した消防署職員からの事情聴取を受け、指示を受けて神崎船着き場へ戻った。
 B船は、操縦者Bが1人で乗り組み、香取市石納付近の利根川において、A船と衝突した。
 操縦者Bは、消防署職員により、川底に沈んでいるところを発見されて病院へ搬送され、胸腹部臓器損傷と検案された。
原因  本事故は、香取市石納付近の利根川において、A船が速力約50km/hで流れに沿って航行中、B船が横断中、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船名不詳操縦者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。